着々とハイビジョン環境の構築を進めています。モニターに続き、Blu-rayドライブを導入しました。
ドライブはバッファローの新製品、BR-PI816FBS-BKです。パイオニアのBDR-203にCyberLinkのソフトをバンドルした製品です。
ごく短時間の使用ですが、気づいたことなどを書いてみます。
【ドライブについて】
それまで使っていたDVDドライブに比べ、高速回転時もさらに静かになりました。取り付けでは、奥行きが短いので、電源ユニットのケーブルとぶつかることがなくなりました。
読み書きの安定性などはこれから使いこんでみないとわかりませんが、とりあえず問題は起きていません。
【添付ソフトについて】
CyberLinkのソフトのバンドル版は、パッケージ版から若干機能が減らされていることがあります。以下はBR-PI816FBS-BKの場合です。
PowerDVDのDVDアップコンバート機能は、確かに効果があります。オフにした時に比べて、映像の解像度が向上します。ただし、グラフィックカードのハードウェアアクセラレーション機能が使われないので、CPU使用率は上がります。といっても、20%(タスクマネージャでの表示のだいたいの平均値。以下同じ)が30%になる程度ですが。
Blu-rayビデオの再生では、私の環境ではハードウェアアクセラレーション機能が無効になります。これはコーデック(手持ちのソフトはVC-1)によって異なるかもしれません。その際のCPU使用率は70%くらいです。
それと、DVDなどのディスクイメージの再生ができるとよかったのですが、それはできないようです。
PowerDirectorは、Blu-rayビデオの作成ができません。HD解像度のファイルを出力(MPEG2だけでなくMPEG4 AVCも可能)することはできます。
東芝のHDDレコーダで録画した地上アナログ放送のデータを取り出し、PowerProducerでDVDビデオにオーサリングしようとすると、カット編集が上手くできないことがあります。他のソフトでのカットを研究する必要があるようです。
Blu-rayビデオのオーサリング時、ビットレートの調整はできません。
メニューとタイトルの再生順序の選択肢については不満があります。たとえば、初めに各タイトルを再生し、終わったらメニューを表示する、という順番にはできないようです。また、メニューのテンプレートは2種類しかないので、サイトからダウンロードする必要があります。
上記3ソフトは、いずれも5.1チャンネル音声を出力することはできません。ただし、ソースとして利用することはできるようです。
これに合わせて、というよりドライブを買うよりも前に、ソフトを購入しました。The Policeの再結成ライブ、“Certifiable”です。
実は発売を知ったのは昨年末のことでしたが、今年に入って買おうとして調べたところ、海外版にはBlu-ray仕様もあることを知りました。そしていくつか通販サイトを探して、アメリカのAmazon.comのマーケットプレイス出品業者から購入しました。価格は、送料込みで約36ドルでした。
届いた商品はカナダ版のようですが、Blu-rayの場合は北米と日本のリージョンは同じなので、再生には問題がありません。ただ、ドキュメンタリーも含めて日本語字幕は付いていないので、英語字幕を表示して、半分くらいしか理解できない状況で観ています。
現在はこれが唯一手元にあるBlu-rayのソフトです。21.5インチのモニターで観ても映像の情報量の多さには驚かされますが、友人宅のより大きなテレビ&サラウンドスピーカーで観ると、さらに迫力がありました。部屋が狭いので、今はこの環境が精一杯です。
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