DFP-KIT1000 (iPlayer Media Player)
iPlayer Media Player、中国語名・多媒体播放器、日本での型番・DFP-KIT1000は、静止画/動画/音楽プレーヤーである。
Mac miniやAppleTVを模した外観や製品名からは、Apple製品にあやかろうとしたことが伺える。しかし、現物は一回り小さいプラスチック製で、Apple製品のデザインから感じるオーラは微塵もない。
対応メディアはSDカード/メモリースティック/MMCで、SDHCにも対応。カードスロットの他にUSB端子も付いている。なお、装備されているのはUSB A端子(ホスト側)であり、パソコンと直接接続することはできないと思われる。
製品の機能はデジタルフォトフレームと重なる部分があるが、モニターは内蔵されておらず、代わりにビデオ出力(コンポジット+ステレオ音声)とVGA出力(ミニD-sub15)の端子が装備されている。ただしVGA出力の解像度は640x480固定である。最先端のデジタルガジェットであるならばHDMI端子を装備してフルHDの表示ができるところだが、これはそういうコンセプトの商品ではない。
対応データ形式は、静止画はJPEG、動画はMPEG1/2/4とAVI、音楽はMP3とWMAである。基本的に画像はフルスクリーンで表示される。詳しくは後述。
ファイルをフォルダー分けしてもそのように認識してくれるが、日本語のファイル名は表示してくれない。
本体にはスイッチ類は一切なく、操作や設定は付属のリモコンで行う。機能はそれほど多くないが、たとえば静止画ならスライドショーの停止、ズームなどができる。
ファイル選択や設定の画面では日本語の表記にすることも可能。ただしちょっと怪しい。ちなみに取扱説明書は英語。
実際に使ってみると、いろいろできて面白かったが、問題点もいろいろ見つかった。
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