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2008年4月19日 (土)

Macで仮想マシン

Mac_vms_2 MacBook AirでWindowsのソフトおよびClassic Mac(OS 9までのMac)のソフトを動かすことを計画しました。

(1)Windows

 今のMacはBoot CampによりMacOSとWindowsのデュアルブートが可能です。その場合、MacOSとWindowsは同時に一方だけが動作します。
 また、それとは別にサードパーティのソフトでMacOSの上に仮想のPC環境を作り、そこにWindowsをインストールするという方法もあります。その場合、MacOSとWindowsは同時に動作し、Mac用のソフトとWindows用のソフトも同時に実行させることができます。

 私はVMware Fusionを使った後者の方法を選択しました。Parallels DesktopではなくVMware Fusionを選んだのは、WindowsでVMware Playerを使ったことがあったのでそっちの方が多少ともなじみがあったという理由です。

 Windowsは最近仮想PCでの利用が解禁されたVista Home Basicを選びました。
 リソースが限られているMacBook Air上の仮想PCではWindows XPの方が要求スペックが低いので快適に動きますが、あまり速度を重視しないこと、対応ソフトの面で少しでも長く使えそうなこと、まだVistaを持っていなかったのでこの際試してみたかったことなどの理由からVista、そしてAeroもMediaCenterも要らないのでHome Basicを選択しました。

 インストールの際、VMwareからはRemote Discで接続した他のマシンの光学ドライブを利用できません。そこで、Windows機のライティングソフトでDVDメディアをISOイメージ化し、MacにコピーしてディスクイメージとしてVMwareに読み込ませることでVistaのインストールを行いました。

 こうして作ったWindows Vista環境は、やはりMacBook Airへの負担が大きいようで、起動中はMacOSも含めた全体の動作が遅くなり、CPUファンも回り続けます。まだ試していませんが、この分だとWindows用の大規模なソフトはかなり重いかもしれません。

 仮想PCとは別の方法として、CrossOver Macという「Windows互換レイヤーソフト」でWindowsソフトを動かす方法もあります。体験版を試したところ、完全な互換性はないようだったので、今回は見送りました。

(2)Classic MacOS

 Intel Mac、そしてLeopardはもうClassic環境をサポートしないので、このままではClassicソフトは使えません。そこで、仮想のMac環境を作るフリーウェアを利用することにしました。

(2)-1 SheepShaver

 SheepShaverはPowerPCのMacをエミュレートするソフトです。MacOS 7.5.2〜9.0.4が利用できます。MacOS X版はGwenole Beauchesne氏が開発しています。
 MacOSを使用するにはMacOSとPower MacのROMイメージを用意する必要があります。OSは手持ちの8.5を、ROMイメージは「Mac ROM Update」というアップデータに含まれているイメージファイルを使用しました。
  ちなみに前者には「一回につき一台のアップルマークの付された又はアップル社によりライセンスを受けたコンピュータ上」にしかインストールできないというライセンス上の制限があります。これはMacBook Airなら問題ないと判断しました。後者は、特にライセンス上の制約になるものは見あたりませんでした。
 8.5をインストールした後、8.6のアップデータをダウンロードし、アップデートを行いました。

 CD-ROMは、VMwareと同様にイメージファイルを作成して読み込ませます。OS Xのディスクユーティリティを使う場合、イメージフォーマットとして「DVD/CDマスター」(拡張子.cdr)を設定して作成します。
  元のMacのHDDを(その中にある)仮想Macにマウントすることもできます。その場合、そのドライブはUNIXのドライブと扱われ、ファイルタイプが失われたり日本語が文字化けしたりします。そこで、インストールしたいアプリケーションはディスクイメージにして読み込ませるか、仮想MacにDisc CopyまたはStuffIt Expanderをインストールしアーカイブファイルを解凍する必要があります。

 ネットワークは、とりあえずWebにアクセスできればよいならば、Ethernetの設定で「Slirp」を選択し、仮想Macの「コントロールパネル > TCP/IP」で「DHCP」を選択することで動作します。

(2)-2 Basilisk II

 Basilisk IIは68K Macをエミュレートするソフトで、歴史はSheepShaverよりも古いです。MacOS Xへの移植版は2種類リリースされていますが、私の環境ではGwenole Beauchesne氏の版の方がNigel Pearson氏の版より安定していました。

 Basilisk IIもSheepShaverと同様、(68K Mac用の)MacOSとROMイメージが必要です。
 前者はアップルから漢字Talk7.5.3が無償提供されています(ただしダウンロードできるアーカイブからはブートできないようなので、起動ディスクのイメージを別に用意する必要があります)。後者はダウンロード提供はされていないので、Macの実機でROMを読み出すツールを実行してイメージファイルを作成する必要があります。私はLC630からイメージを取り出し、今は(ROMの載っている)マザーボードだけを手元に残しています。
 こちらも、アップデータをインストールして7.5.5で使っています。

 ネットワークの設定もSheepShaverと同じですが、MacTCPでなくOpen Transportを使っていないといけないかもしれません。

 こうして2種類の仮想Mac環境を作りました。しかし、それを使ってみてわかったのですが、Classic Macの環境は私にはそれほど必要ではなかったようでした。
 元々メインで使っていたのはWindowsだったとはいえ、OS Xがリリースされてすでに7年たっており、Classic Macは私にとって懐旧の世界のものになっていたようです。
 ということで懐旧のために未プレイだったMYSTのディスクイメージを作ったので、時間を見てやってみようかと思っています。

参考サイト:
田中 俊光氏のホームページ

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